こんちゃっす、ダイブツです。
前回PE-BANK面談から引き続き、今度は中部ITエンジニア支援機構で面談を受けてきました。
詳細は後から書きますが、PE-BANKとはまた違った面談内容でしたね。
中部ITエンジニア支援機構ってどんなところか気になっているあなたに、まだネット上に出回っていない実態を晒していきますよ!
目次
「この担当者、本当に大丈夫かな…?」
僕はまずネット上のページから、この中部ITエンジニア支援機構にエントリーをしました。
そうしたら次の日には担当者の方からメールが届いていたんですね。(迷惑メールフォルダに分類されていて気付くのが遅れましたがw)
そして気づいてからすぐに、返信メールで「〇月〇日でしたら面談の都合がつきますが、お時間いかがでしょうか?」と送ったんですよ。
それから3日間返信はありませんでした。
「あれ?メールちゃんと送信したよな・・・?」と何度確認しても確実にメールは送信している。
さすがにもう我慢できずにこっちからメールに書かれていた担当者の番号に直接連絡しました。
ダイブツ「もしもし、先日エントリーさせていただきました、ダイブツといいますが・・・」
担当者「あぁ~、ダイブツさん!すいませんバタバタしていて返信ができていなかったです。おそらく指定いただいた時間で大丈夫だと思いますよ。ただ場所が取れるかの確認がまだできていないので、また改めてメールしますね」
そしてこの電話から2日が経ちました。
「え?嘘?こんなに催促かけてる雰囲気出してるのにすぐメールこないの?」
「ホントにこの担当者大丈夫かな・・・?」
なんて不安に感じていた所、ようやくメールの返事がきて面談日を決定することができました。
結果、僕がメールを送ってから返信がくるまで丸5日かかるというまさかのメール返答速度でした。
エンジニアのエージェントでこの対応の遅さ大丈夫なんでしょうか・・・?
この時点でこれだけ対応が遅いと、実際に案件探しをお願いしたとしても対応が遅いんじゃないかと疑ってしまいますよね。
「え?こんな面談の始め方なの?」
そして面談当日、会場はまさかの最近できたばかりのKITTEのオフィススペース!
新しいだけあって、くっそキレイな場所でした。僕もこんな場所で仕事がしてみたい。
実際の雰囲気はこんな感じです。
会場に到着したら受付の人に呼び出しをして、担当者にきてもらいました。
担当者さんはノートPCを持っていたので、「何かのデータを見せてもらえるのかな?」と思いましたが結局何も使っていなかったですね(何で持ってきたんだろう・・・)
そして、僕が本当にビックリしたのは、担当者さんが最初に
「聞きたいこと色々ありますよね?」
と言って、いきなり質問してきていいよという雰囲気になったことです。
(あれ?面談って最初に僕に質問がくるわけじゃないの?)
と調子が狂いましたが、聞きたいことは沢山あったので質問を始めさせてもらったんです。
ところがこの後、担当者さんから衝撃の言葉を聞くことになるとは・・・。
担当者「考えるだけ無駄ですよ」
エージェント毎の考え方の違いを確認したかった為、質問はPE-BANKさんでさせてもらった内容とほぼ同じ事を聞いてきました。
それぞれの質問と貰った回答について書いていきますね。
質問1:今のスキルでも案件が見つかる?将来的には?
明確に回答は貰えませんでしたが、名古屋付近(愛知県内)でも組み込みの案件は見つかるとのことでした。
案件を探すタイミングとしては、4月になる前の1月~3月等、期の節目前が良い案件が出やすいそうです。
理由としては、節目の前に来期の予算を決める為からだとか。
期が始まってからだと忙しい案件やテストだけの案件といった可能性も高くなるみたいですね。
また、PE-BANKさんの時と同じように
ダイブツ「リーマンショックの時はどのぐらい契約は減ったんですか?」
と聞いてみたところ、
担当者「その時は関東地域で組み込み業界以外の担当をしていましたが、8割程の案件が無くなりました」
と回答を貰いました。
加えて、「あんなに大きい不景気はどうしようもないので、考えるだけ無駄ですよ」とも。
(え?!これから不安定なフリーランスを目指すことを検討しているのに「考えるだけ無駄」ではないんじゃない?)
(そのリスクも考慮した上で検討は必要でしょ!)
とは心の中で思いましたが、時間もあまり無かったので突っ込むのはやめておきました。
また、「将来的にも継続して案件を獲得することができるか」という点については、
「景気にもよるので分からない。仕事が無くなっても大丈夫なように蓄えをしておくべき」と回答を貰いました。
やっぱり案件数が将来どうなるかは分からないんですね、この辺りは自分の感覚で判断するしか無さそうです。
質問2:案件の金額はどの程度になる?
担当者「案件にもよるが、契約の金額は50~60万程度になると思われます」
この金額はPE-BANKさんの時とほとんど同じ回答ですね!
ここまでの情報で考えると、僕のフリーランスエンジニアとしての市場価値は50~60万程度と考えて良さそうです。
質問3:将来の案件金額はどのように変わる?
この質問についての回答は、「案件金額は、年齢によらず、その分野の経験年数によって変わる」とのことでした。
ただ、年齢が高くなってくると採用されにくくなってくる場合があるそうです。
この部分については、ほぼPE-BANKさんで聞いた内容と同じですが、年齢が高くなると採用されにくくなるのは初耳ですね!
なんでも、若手でも50代でも同じようなことを求める業務内容であれば、企業は若手を欲しがるということみたいです。
企業側の立場で考えると「確かに・・・」と思いますね。
若手にはないスキルを徐々に身に付けていくことは重要そうです。
質問4:休みはどのように調節できる?
担当者「案件の節目であれば、次回までの期間を調整することは可能です」
キター!やっぱりフリーランスだったら、案件の節目で休みの期間を調整することはできるみたいです。
これはめっちゃ強み!セルフで夢のサマーホリデー(長期連休)ができる!
質問5:給与支払い日は締め日から何日後になるの?
担当者「案件にもよりますが、支払い日は最短で翌月末、最長で45日」とのことでした。
この給与の支払い日までの間隔はエージェントによってまちまちですね・・・。
中部ITエンジニア支援機構さんはまぁまぁな間隔といったところでしょうか。決して早くはないですね。
質問6:契約金額から引かれる手数料はどのぐらい?
この質問をしたら、何故かPE-BANKさんで説明を受けたか聞かれました。自分の会社が手数料高いと感じてるんですかね・・・。
でも実際の手数料は10%と話していたので、平均的な手数料でした。
だいたいのエージェントでは10%前後の手数料で落ち着いてそうですね!
組み込みフリーランスの人数は4、5人?!
担当者さんがサラッと言っていてビックリしたのは、中部ITエンジニア支援機構さんに在籍している組み込みフリーランスの人数は4、5人程度と言っていたことです。
4、5人って相当少ないですよね?!
在籍している全エンジニア数の10%以下が、その4、5人ということだったので、おそらく中部ITエンジニア支援機構さんに在籍しているエンジニア数は全員で80人前後だと思われます。
PE-BANKさんでは確か1000人以上エンジニアがいると聞いた記憶があるので、その人数と比べると在籍エンジニア数少なすぎですよね・・・。
何でだろうと思ってよくよく調べてみたら、中部ITエンジニア支援機構さんは2017年8月に法人化をしたばかりで、まだ法人化してから半年しか経っていませんでした。
だから規模を大きくする為に、エンジニアを今集めている所なんでしょうね。
正直僕は良い印象を受けませんでした
これまでの文章を読んでいただいて何となく感じていたかもしれませんが、僕は中部ITエンジニア支援機構さんに良い印象を受けませんでした。
面談までのメール対応の遅さと面談の時に「質問だけ受け付けます」みたいな雰囲気は流石にね・・・。
ただ、業界の情報を知る手段として面談を活用するのはアリです。
実際に僕も中部ITエンジニア支援機構さんで初めて聞いた情報はありますしね。
もし、あなたが「フリーランスエンジニアの情報を少しでも多く集めたい!」と少しでも感じているのであれば、一度話を聞いてみてはどうでしょうか?
ただ、メール対応の遅さは覚悟してくださいね(笑)
そこにいる古川と言う人はかなり胡散臭いので、関わるだけ無駄ですし、大仏さんの言うような場所で社団法人を名乗ってエンジニアを助けると言っているのであれば、大仏さんも干されてしまうからやめといて正解ですね。フリーランス なら他のところにエージェントをお願いしたほうがいいですよ。
コメントありがとうございます!
色んなフリーランスのエージェントさんとお話した感覚では、確かに中部ITエンジニア支援機構さんにはお願いしようという気持ちにはならなかったですね…。
ただ、この業界にどんなエージェントがいるかということを知れたのは良かったなと思ってます!